名工 竹内益次郎 大正 市松人形 吾妻人形 陛下御買上 ファッション 博覧会 約40cm

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#しっぽのお人形 大正期の名工、竹内益次郎作。 身長約 40cm の女の子です。 昭和の玉眼とは異なる、硝子の裏側から墨を塗った所謂「ガラス目」と呼ばれる黒目がちの目をしています。 この目がたまらないというファンも多いと聞き及んでおります。 竹内益次郎は、胴紙に詳細が明記されているように、内国勧業博覧会に出品して複数回受賞、その後日本を代表する人形師として、アメリカの大博覧会にも出品して「銀牌」受賞、日英大博覧会でも「銀牌」を受賞するなど、数々の栄誉に輝いた人形師です。 作品の一つは今上天皇からお買い上げいただき、「吾妻人形」という称号は博覧会で宮殿下より賜ったともあります。 さすが益次郎で、この大きさの子にしては、細工がどこもとても丁寧です。 頭は左右に60度くらいずつ動かすことができ、土踏まずのあるふっくらした足が可愛いです。 ふっくらしたほっぺとあご、太めの眉とたれ目気味のお目目など、これぞ日本の童と言いたくなるようなお顔立ちですね。 難としては、髪が薄くなっていて抜けやすいこと。 これは人毛の下張りだけが残り、つむじから全体に貼る髪が劣化したためです。 人形師さんに「毛吹き」をしてもらうとよみがえります。 また、鼻の左脇に薄いひびがあります。 爪の先も入らない程度なので、このままでもよろしいかと存じます。 大正期の着物が手元にありませんでしたので、昭和初期の錦紗のお振り袖を着せました。単仕立ですが、裾に重ねが、袂にも四枚重ねに見えるようなだましの重ねがついています。袖口も同様。 古いものなので、色褪せや傷みがあります。 帯は、古い帯揚げ(正絹 紋錦紗)を半切したものを結びました。短いので蝶結びにはできませんでした。 髪の難が隠れるように、赤いモヘアの毛糸でゆったりとしたお帽子を編んでみました。 素人の手仕事ですが、こちらもお付け致します。 大正期の技量をお楽しみ頂けましたら嬉しいです。 ❇️ご質問を受けて見直しましたところ。向かって左側の目に浅いひびがありました。 写真をアップしておきます。 #市松人形 日本人形 アンティークドール サクラビスク カラー···オレンジ 種類···その他 モチーフ···人物・人形

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