「増補 高島易断」明治期17分冊の復刻版 全4冊 附録付き 布張り・三方金仕様、豪華帙入りの特装版 附録付き 極美品◆易占 易経商品説明
日本で易と言えば高島と言われるほどの易占、易学の
代名詞となった高島嘉右衛門の畢生の大作、
『増補 高島易断』です。

この著には大本のオリジナル版からはじめ、現在に至るまで
複数の発行元から復刻版が発行されていますが、出品は
その復刻版の中でも珍しい、寶圓堂が昭和57年（1982年）に
発行したものです。

明治27年から発行の17分冊のオリジナルを復刻の上、
4冊にまとめています。

また通常の復刻版では書籍本体に同刷りとする、
当時清国の高官方から嘉右衛門に宛てて
送られた書簡文などは、別刷りにて附録としています。


書籍本体は紫の手触りと色目のよい布を表紙に、
金文字で表題を入れ、さらに書籍の天地と小口の三方に金を塗った、
いわゆる三方金を施した超豪華版です。

この紙周りの金は単なる飾りではなく、通常汚れやシミがつきやすい
この部分を保護する役目もあり、その役割がよく効いて
この本も金がピカピカのままで、全くと言ってよい程
汚れなく保存されています。

また表紙と同じ布で書籍全体を包む帙を仕立てています。
函や帙が開放だと開いた部分から汚れやすいですが、
こちらは書籍全体を包んであるため、書籍全体の保存も
非常に良いです。


書籍として肝腎の印刷も良く、復刻版の中には
文字が読めない部分がある、つまり書籍として不良品であるものも
現行品で普通に流通しているのですが、こちらは刷りが鮮明で
読みやすいです。


総じて非常な豪華版で、当方が知る限り、大本の
オリジナル版から各種復刻版までのうちで、一番体裁において
豪華かつ優れた版です。

保存もとてもよく、40年の経年を全く感じさせない美品です。


昭和57年でもしたもので、刷り数も少なく、
現在ではなかなか入手の難しい版となりました。

この度格安にて出品いたします。せっかく座右で
長くお読みになられるなら、少しでも体裁の良いもの、
保存の良いものの方が愛着も湧き、また実用性も高いと思い、
このお品などはその点において非常に良いものと思います。

この著作をご所望でいらした方に、貴重で、また優れた
体裁の版でいかがでしょうか。